リアルあの人は今?
『四川飯店・前島君編』

僕は静岡商業という高校を卒業後「静岡グランドホテル中島屋」という静岡の中心部にある老舗の大きなホテルに就職しサービスマンとしての人生をスタートさせました。
当初はコックへの道も考えながらの就職だったのですが、仕事を始めたら性分としてサービスマンの仕事の方が合ってるかなと思い、このホテルでの調理への道は考えなかったです。
入社後まずは宴会やブライダルを担当するバンケット(通称バンケ)担当に配属され、色んな事を学ばせて頂きました。
この経験は後の飲食業の仕事に大いに役に立ち、若い時期にホテル入社への選択は間違いじゃなかったと今でも思います。

当時静岡では大きな規模のホテルだったので同期も先輩後輩も沢山居て、今でも交流のある方は多く存在します。
そんな仲間で静岡を離れた、もしくはしばらく音信不通だった仲間を、リタイヤしたこのタイミングで探しては会おうと地元の仲間と始めたプロジェクトも早や第四弾。
まずは確実に静岡で開業している先輩の店などを尋ね、前回はしばらくぶりの同期を尋ね浜松へ。

今回はやはり同期で約40年ぶりの元四川飯店のコックの「前島君」を尋ね伊豆へ。
結婚式にも出席したけど僕が御殿場勤務になった事やお互い家族を持った事などで疎遠になっていました。
彼は婿に行き今は別姓を名乗っています。
それが、今回なんと会ってみたら、僕が伊豆勤務だった時の加工肉などを仕入させてもらっていた業者さんに勤務していたり、奥さんは僕の働いていたその施設でバイトしてくれていたりと接点満載でちょっと感激しました。
本当に世間は狭い。。

さあ、いざ伊豆韮山の代官屋敷へ
まずは午前9時に東静岡駅で浜松から来た仲間と合流しその後清水庵原に住む仲間を迎えに行き、そのまま庵原インターから新東名へ。
この時期、旧東名は絶賛!集中工事中で混雑が予想され、比較的空いている新東名を選択しました。
ただ、市街地を走る旧東名から新東名まで距離がありますし、しかも新東名は走りやすいけど山道なので旧東名の由比や蒲原付近の海沿いの景色や富士山の見え様が好きなのでちょっとだけ残念でした。
ただ、時間的な事を考慮するとしょうがないですね。
当日新東名もそれなりに交通量が多く中にはバイカー達なども非常に多く、思えば帰りの伊豆中央道も混雑していたので、皆んな緊急事態宣言があける事を待ち望んでいたんだなぁ~と感慨深く感じるようなドライブでした。
まだまだすぐには無理だろうけど、早く観光や飲食が昔のように賑わうことが待ち遠しいです。

11時に前島君とは伊豆の韮山にある『代官屋敷』という蕎麦を中心とした和食屋で待ち合わせし、少しだけ遅れましたがほぼ時間通り到着。
久しぶりに会った前島君は昔とあまり変わらずすぐ分かりました。
還暦なのに若いね~、しかも元気そうで本当に良かった。

どの店舗も直前まで緊急事態宣言で休業したり不規則営業だったりしたので、比較的大きく有名店であるこの店を選び予約も出来たので良かったと思います。
しかも同行者の中には鰻が嫌いだったり、刺身が苦手だったり、ロースカツが嫌いだったり、わがままな先輩が多く色々メニューのあるこの店を選択させてもらいました(笑)。

蕎麦はあまり田舎蕎麦みたいのはそんなに好きじゃないのですが、ここはそこまでぼそぼそしていないツルツル系のおそばで美味しかったです。
ただ天ぷらはこの値段なら海老がもう一本有っても良かったかなぁ~。
食後にちょっとアクシデントが有りコーヒーをお店のご好意でご馳走になりました。
ありがとうございました。

古民家カフェ わ
次はお茶をしながら昔話をしようという事ですぐ近くにある古民家カフェ「わ」さんへ。
この日は暑かったのでほぼみんなアイスコーヒーなどを注文しおしゃべり。
他のお客さんは女性客が多くおしゃれな感じのプレートランチみたいのを食べていました。


僕はパンケーキも頼みアイスカフェオレと一緒に楽しみました。




いちご BonBonBERRY

次はお土産を買いに伊豆のへそという道の駅にある「ボンボンベリー」さんへ。
いちごのスイーツが所狭しと様々な種類置いてあり販売しています。
メインはいちご大福購入で来たのですが、他にも美味しそうなケーキやバウムクーヘンなどが有りましたので購入させて頂きました。

ここは昔「洋ランパーク」と言い時之栖の経営に変わった時に僕が5年ほどお世話になった施設です。
昔あったバイキングやハワイアン施設は閉鎖してしまったみたいで、残念ながらかなり様変わりしていました。
あの頃の繁忙期は昼だけで1200人以上のお客様をバイキングだけでもお迎えして大盛況だったのに、、非常に残念です。
ここで前島君とはお別れです。
再会を約束して帰路に着きました。
久しぶりに彼にも会えたし、楽しいプチ伊豆ツアーでした。
次は誰に会いに行こうかなぁ。
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