新しくスタジアムを作れたとしてもその後の維持に多額の税金が補填に必要になったりしたら問題になるし、特に静岡市民ならみんなが心配に思う事だと思います。
新スタジアムはエスパルスはもちろん静岡市や清水の活性化の為にも必要で、スタジアムや周辺の施設により雇用が生まれたり県外の人の集客に繋がったりしてプラス要素も多いと思います。
ただ、税金も投入する施設なのでサポーター以外の市民の賛同を得るためにも収支面で自立出来る事が望ましいと思います。
サッカースタジアムの場合はエスパルスだけだと年間に20数試合しか使用せずほとんどの期間利用されない為、利用頻度を高め収入源を確保する必要性があります。
サッカー以外のスポーツ開催や、アーティストのライブも出来る為に何らかの方法で天然芝を移動して開催する方法。
イニシャルコストは上がるとは思いますが収入面も上がり維持費に充てられるのではないでしょうか。
そこでいくつかサッカー場を他のスポーツなどに変化させるシステムを調べてみました。
天然芝が昇降するシステム『ホバーレ』
確かシンポジウムの時にガンバ大阪の新しく建設したホームの吹田スタジアムを実現させた前社長がアイデアのひとつとしておっしゃってた方式。
意外にコストも低く抑えられるみたいで芝が天井に上がるなんてすごい。
客席のレイアウトも容易でこれならなんでも出来る。
札幌ドームの人工芝の野球場から天然芝のサッカー場へ変わるシステム
変更時に借用者にかかる費用がレンタル料と別に460万。実際はいくらか分からないが非常に高額かな。
2分の1に変化!フランス・リールの本拠地『スタッド・ピエール=モーロワ』
半分にして使用してしまう潔さ!少し利用方法は限られてくるが面白い方式。
同じスポーツであれば平日開催するプロ野球などがいいかもしれませんが、もうすでにチームがあるバスケット、ラグビーやテニス、アイススケートなども面白い。
スポーツ以外の利用用途ではアーティストのライブなんかがあると思いますが、実際に静岡県の中心部に多人数を収容できる施設が無く集客力のあるジャニーズや有名アーティストなどのライブはエコパや他に行くしかない現状。
レディーガガやTWICEが静岡に来たら熱い!(完全に好みです)
そんな利用用途も含めたスタジアム建設を検討できれば、エスパルスファン以外の市民にも理解してもらえるんじゃないでしょうか。
建設予定地の第一候補。

アクセス的にも静岡市は静岡県の中心に有り、東京・横浜と名古屋などの大都市の真ん中にあたり新幹線、JR、東名高速に国道1号線も通るし、新しく出来た中部横断道路などの北信越も含めインフラも優位にあるはず。
そんな優位性を現在は利用できず人口も年々減って来ている現状を好転させる為にも、サッカースタジアムを中心とした立地や景観を利用した新たなまちづくりを清水には出来ると思いますし可能性はあるはずです。
山室社長及び行政の方、是非よろしくお願いします。

にほんブログ村

コメント