★★★★☆
IMAXで見るべき155分の素晴らしい長編スペース戯曲

ずっと昔レーザーディスク時代に見た同名の映画は内容がよく分からなかった記憶が。。
現代の解釈でリメイクしたこの映画も意味解らず見終わるのかなぁ~と少し不安な気持ちと、現代のCGバリバリでもちろん脚本も新しくなるので期待も有りでちょっとフィフティフィフティな気持ちで見に行きました。
結論としては映画館で絶対見るべき壮大な映画に出来上がってました。
しかも重低音ばりばりのIMAXがおすすめ。
少し色んなネーミングに戸惑った部分はありましたが、155分という長編映画なのにその世界観にずっと引き込まれていました。
なんていうかスターウォーズのようなストーリーなのですが世界観が全然違う。
動のスターウォーズ・静のデューン、漫画のスターウォーズ・劇画のデューンという描き方でしょうか。

スターウォーズと似て主人公も母親もフォースみたいな力を使うし、基本砂漠や岩山などの自然の中での物語だし、宇宙船やトンボのような羽ばたき機も同じようなカラー構成だし、ストームトルーパーみたいな敵もいるし、、
・・・だけど全然違うんですよね。
描くSFの世界が全然違うんです。
僕が見た時はIMAXがかなり作品の質を上げていたので、見る環境により評価は分かれるかもしれませんし、賛否も多少分かれる作品かもしれませんが、僕には良質なSF文学をしかも製作費たっぷりで映画を見ている印象でした。しかも暗いだけじゃないので2時間半でも飽きさない素晴らしい出来でした。
余談ですが昔のデビットリンチ監督作品は見るも無残な出来栄えでした。
ただ出演のカイルマクラクランはその後好きな俳優になり、同じデビットリンチ監督のテレビドラマの「ツインピークス」やエイリアンFBIを演じた「ヒドゥン」は面白かった。
ヘビメタ好きのエイリアンが出てたりして今でも好きな映画です。

スティングも出てましたね。
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