【男たちよ、しっかりしろ!】 最後の決闘裁判

★★★☆☆

僕の見る映画で内容はあまり知らなくても監督の名前で行っちゃう時があります。
この作品を監督した「リドリー・スコット」もその一人。
そう、隅の隅までディティールや構成にこだわるあの変態監督です。
「エイリアン」や「ブレードランナー」で独特の世界観にはまり、「グラディエーター」や「プロメテウス」などの大作も何回も見た大好きな監督です。

リドリー・スコット監督

もともと外国の史劇が好きなので期待して見に行きましたが、内容は意外と簡略でなぜ決闘しなくてはいけなくなったかを、主人公の3人の視点で3部に分けて描くという面白い構成で、いつもの変態性はなくとも楽しめる作品になっていました。

左からアダムドライバー、ジョディカマー、マットディモン

僕の感想としては主人公の男二人がどちらも自分勝手すぎで、女性が気丈になんとか最後ハッピーエンドで終わって救われた気がします。
アダム・ドライバーはこの映画では男前として扱われるのですが、海外との評価と違うのかどうも馬面でどちらかというと逆のような。。(すみません、、)
女性のジョディ・カマーは「フリーガイ」の時に印象に残っていて凄く美人とうよりは独特の魅力のある女優だなぁ~と思ってたのが、今作では全然違うイメージの役どころですぐに大作に出演したので、これからも注目される女優のひとりになっていくかもしれません。


最近長尺の大作が多く「007」や「DUNE」に続き、この作品も153分と余裕の2時間半オーバー。
ただ、今のところどれも長さは感じられず面白かったです。
映画の種類としては内容的に好き嫌いはあるような気がしました。

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