イラク第二の都市モスルでのISISとSWATの戦いの物語。
ただ、SWATと言っても元警官たちの寄せ集め。
その雑草軍団が何かの目的のため、危険な地域や敵基地近郊を通り抜けていく。
その間にひとり、またひとりと仲間が犠牲になり重々しいストーリー感はさらに増していく。
日本に居ればまったくの別世界の話しだが、実際に世界ではこのような地域がまだまだあるんだと思うと、逆に自分たちのちっぽけな幸せがありがたく思う。

いつも好んでみるエンターティメント性の強い娯楽映画とは180度違う物語や作りだが、映画から感じるリアリティさや緊迫感は、見て疲れる部分もあるが、映画でしか感じない温度も有り満足度も高かった。
最後はいい意味で拍子抜けのラストの目的だったが、これで良かったとも思える大義ある目的だったような気もする。
見てよかったです。

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