【イギリスじゃないと作れなかった9.11のその後】モーリタニアン 黒塗りの記録

★★★☆☆

あまりこの手の映画は内容的に好きじゃないので見に行かない事の方が多いのですが、ジョディフォスターとカンバーバッチのネームで行ってみました。

結局拘束されたモーリタニアンのモハメドゥが9.11事件の犯人の一味なのかはっきりしてはいないけど、司法で裁かれ釈放になったという事はそういうことなのか。。

モハメドゥ

アメリカも国の威厳を保つために事件の解明や犯人につながる人物などの逮捕に躍起になっていて、疑わしきは拘束というなりふり構わない行為も凄く良く理解出来る。
モハメドゥも無関係なら拘束される時に携帯の連絡先を全て消去するような行為をしなければ良かったのにと思ったし、さらに国家の敵的なモハメドゥの弁護を率先して引き受けたジョディフォスターのジレンマや、カンバーバッチとの二人の正義への大義もアメリカ国内では理解されないものだろうと思って見ていました。

拷問の悲惨さも映画の訴えたかったひとつのテーマだろうけど、確かに悲惨だったけど少し滑稽にも映ってしまった僕はひねくれてるのだろうか。
年月は凄く経ったけど最後はハッピーエンドで救われたし、アメリカ国内では難しくイギリスじゃないと作れない内容の映画だったと思います。

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